一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

17.暗記するべきか、ページを開くべきか?

 建築法規は苦手なのである。そこで、なぜ苦手に思えるのか、ふと立ち止まり考えてみた。考えてみると理由は結構簡単だった。法規の学習をどのように進めたら良いのか判然としないのだ。
 過去にネットで読んだ合格体験記などによると、建築法規の試験科目は高得点を狙いやすいのだそうだ。   続きを読む

16.たぶんだれもがやっている、問題集分冊斬り

 一級建築士試験の問題集はとにかく分厚い。これはある意味建築の分野の広さを意味しており、仕方のないことなのかも知れないが、しかし、IT系の資格と比較してもかなりのボリュームである。まったく頭にくる。えーい斬り刻んでしまえー
という話ではない。これは分厚い問題集を普段から持ち歩き、ドトールなどで学習を行うためのノウハウである。

 

15.たぶんだれもがやっていないVR学習法のススメ

 総合資格学院の一級建築士厳選問題集を始めてから1週間ほどになる。現在は「環境・設備」を学習している。
 環境・設備は想像力が試される科目だ。前半に登場する日影などは特にそうである。例えば、バルコニーの日照時間を問う問題があった。
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14.資格学校に通うことの優位性と経済的問題

 昨年は日建学院の営業から勧誘を受けた。そして、今年は総合資格学院の営業から勧誘を受けた。もちろん、どちらに対してもやんわりと「私はオカネがないので独学でやってみようと・・・」と断った。しかし、今回はいろいろ情報を仕入れるために、総合資格学院の営業に会って話を聞くことにした。

 そこは、会社近くの喫茶店であった。時間通りに喫茶店に入ると、既に営業の人は待っていた。メガネをかけた理知的で色白の中年である。即座に「白子さん」とあだ名をつけた。もちろん口には出さない。

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13.一級建築士学科試験の問題集はどちらを買うべきか

 昨年度は参考書を購入して読み込みに2ヶ月を要したが、今年度はその必要はないと考えている。しかし、昨年の過去問集をもう一度繰り返すのも、手順としては効率的ではなさそうだ。独学者向けのサイトである「建築士.com」も、2月と3月は学科ごとの学習を推奨している。
 そこで、今年の前半戦は分野別問題集を解いて見ることにした。   続きを読む