一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

シリーズ【独学流一級建築士】番外編「建築法規時間との闘いの克服」

 随分とこのブログを休んでしまったものだ。言い訳はしない。今回思い直してまさにこのシリーズで伝えるべきこと伝えたい。それはこれまで一級建築士試験の得点アップの障害になっていた「建築法規」についてである。
 一度2月で止まってしまったこのブログであるが、この間約5か月、もちろん日々の学習はそれなりにやっているし、模試を既に4回受けている。模試の結果は毎回いまひとつであり90点前後しか取れていない。しかし苦手であった法規はそこそこ点数が取れるようになった。ある意味、法規を克服したといっても大げさではないのである。

 

 では、どうやって法規を克服したのか。もちろん一つには問題のパターンが見えてきたことにある。そして、なんといっても設問の回答手法を変えている。これが大きく影響していると思う。

シリーズ【独学流一級建築士】その3「過去問や模試の使い方」

 今回は、これまで5年間という長きにわたり試行錯誤した資格試験の具体的学習法の中から特におすすめのものを紹介します。

 
1.物理的繰返し学習法(チャコペンを使う)
 
 一級建築士の学科試験の設問は4択問題がほとんどである。これはほかの資格試験でも同様で、建築系に限らず例えば「ビジネス実務法務」や情報処理系の「IPA試験」も基本の設問は4択問題である。そして、これらの四択問題を解く際は多くの人が選択肢に〇×△の書き込みをすると思う。一度書き込みをした問題用紙を再び使おうとするときが問題である。前回の書き込みが残った状態では、その選択肢に対する正誤のアンカリングがもたらされ、そのため思考が遮断されるのだ。そのため以前私は問題用紙をコピーして使ったり、あるいは記号は別な用紙に書いたりといろいろ工夫したのだが、どれも極めて面倒なのである。 続きを読む

【寄り道】プログラミングな独学のすすめ(その1)Pythonに立ち寄る

 このブログは一級建築士資格を取得しようとしている皆さん向けに書かれているのだが、今回はちょっと脇道に逸れるのである。いわゆる寄り道なのだ。

 「不気味の谷」というものがある。おっと、寄り道したとたんに藪から棒なのである。この「不気味の谷」の意味するところは特にロボットのような疑似人間的なものの見た目が人間に似れば似るほど不気味に見えてくるとう奇怪な現象のことを指す。ご存知ソフトバンクのペッパー君は、この不気味の谷を避けるためにアニメキャラクター的な顔立ちをしている。ロボットのデザインというのは、このような心理的な親しみやすさに重きを置くのだと思う。

 

シリーズ【独学流一級建築士】その2「最低限用意したいもの」

 一般の資格試験であれば参考書と問題集があればなんとかなります。しかし、一級建築士はかなり特殊な試験であり、いろいろ準備するものが多いです。独学で一級建築士試験に臨む場合に、どんなものを揃えればよいかをざっくりとまとめてみました。

JFMA資格更新講習を受講してきた

 アメリカが提唱したファシリティーマネジメントとはいわゆる施設としての建築物活用をどのように最適化するかとう課題に対して答えを導き出すマネジメント手法を指す。施設管理を担当していた関係で2013年に私もこの「認定ファシリティーマネジャー資格」を取得したのであるが、民間資格であるために5年の有効期限が設定されていたりする。そこで更新が必要になり、資格更新セミナーを受講してきた。 続きを読む