一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

25.弱点補強計画、次は「施工」

 前回そしてその前回と法令集に関する記事を書いてきた。しかし、今回は施工に関する記事を書く。とにかく、これまでの受験の結果、法規と施工が自分の弱点であることが分かったのであるから、今年度はこれを克服するしかないのである。
 そこで、施工克服のための秘策を紹介する。それは……  
●一級建築施工管理技術士の資格を取得する「(-.-)
 実際のはこれは昨年度も実施しようとしていたが、やはり試験日程が一級建築士試験と微妙に重なるために避けてきたものだ。
 
たとえば昨年度の場合
       学科試験    実地(製図)試験
 合格発表  7月22日(金) 2月3日(金)
一級建築士  7月24日(日) 10月9日(日)
 合格発表  9月6日(火)  12月15日(木)
 
 さて、問題は二次試験、つまり施工管理技士の場合の実地試験と一級建築士の製図試験の日程がほぼ重なっている点である。かりに、両方の学科試験に合格した場合は、おそらく製図試験を捨てる覚悟が必要かもしれない。そもそも、合格する確率が高いものを優先するのが常道である。一級建築士の製図試験については、翌年じっくりとお金と時間をかけて受験するしかないであろう。
 もしかすると、皆さんにとってはこの計画が無謀に思えるかもしれない。しかし、独学で一級建築士資格を取得するには普通の学習方法で太刀打ちしようなどと考えないほうがいいいと、最近は考えるようになった。なにしろ、他の資格試験とは異なり、明らかに過去問の学習だけでは不足なのである。かりに、過去問学習だけで学科試験を取得するなら、おそらく7年分のすべての過去問に対して90%の正答率を確保する必要があるだろう。
 そして、昨年の試験では過去の問題にはない新たな設問が多数加わっている。かつ、法規は改定が多く、これも多くの学科試験問題にかかわってくるのだ。
 
 とにかく、今年は法規と施工の2科目を重点的に習得する予定である。ちなみに「一級建築施工管理技術士」の申し込みは今週中なのである(2月3日から2月17日)。

 

1級建築施工管理技士 学科問題解説集 平成29年度版

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