一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

30.人生第4回目の一級建築士学科試験を終えて

 受験生のみなさん、本日の試験お疲れさまでした(本当はおとといですけど)。「(^^)
 
 2015年から開始して今年で4回目の受験である。もう慣れたもので、問題に対する回答もある程度条件反射的に選択できるようになってきたのである。そして、このブログではいつものように散文的に事の成り行きをつづってみようと思う。
 
 2018年7月22日(日)朝、試験会場に向かう荷物はいつものように重い。荷物が重いのは法令集を2冊用意したからだ。2018年版と、昨年使用した2017年版である。もし2018年版を試験管のチェックにより没収されても2017年版を使う予定である。今年の法例集にはマーカーで色を塗りまくったのだ。あまりにもカラフルになり、もしや色使いが不適当などの理由で法令集を没収されはしまいかと心配になったのである。しかしそれは杞憂であった。隣に座った受験生の法令集はもっとカラフルだったのだ。
 そんなことをぼんやりと考えていると、実際に法規の時間になる。12時30分より試験官が法令集チェックを開始した。この試験官は高齢の男性だが結構融通がききそうだ。多少の書き込みは見逃してくれるのではないかと期待した。しかし、私の右の座席の女性のところで、法令集チェックの流れが止まった。どうやら問題ありと判断したのだろう。試験官は結局その法令集を試験本部に持って行って確認するよう副試験官に指示した。法規の試験開始の20分後に法令集は返却されたが、書き込みの部分は消去されたようだ。私が初めて受験をした時も、女性の方が書き込みの消去を指示されていたが、文章の書き込みがどこまで許容されるかは割と厳格に決められているようである。
 
 試験終了後は恒例の自己採点である。帰宅途中のサイゼリヤでビールを飲みながらこれをやる。これも慣れたもので、その日のうちに点数を確認できた。まず、総合資格や日建学院が発行しているペーパーの自己採点記入フォームに回答番号を記入する。こうすることで、複数の採点サービスに対応できるのだ。問題用紙から回答番号を直接読み取るのはページをめくる分手間が大きいのである。
 採点サービスはインターネットですぐに応募できる。今年も日建学院、総合資格学院、そして「教育的ウラ指導」の三つの採点サービスに応募した。昨年は、日建学院も総合資格も採点結果は数日後であったが、今年はすぐにメールで採点結果を送ってきた。両方同じ点数を示していたので、精度は高いと思われる。ただし「教育的うら指導」は点数が高めに出る。以下は日建学院による採点結果である。
 
計画 … 14/20点
環境・設備 … 17/20点
法規 … 19/30点
構造 … 25/30点
施工 … 14/25点
合計得点 … 89/125点でした。
 
 一級建築士学科試験はご存知の通り合格基準点が毎年変動する。昨年の合格基準点は87点であった。しかし平均の合格基準点は90点であり、昨年は特に基準点が低かった。つまりそれだけ試験内容が難しかったということである。もし今年の出題が標準的な難易度だとすると、89点での合格は難しいのである。
 
 そんな憂鬱な気分に陥ってるときに、日建学院から電話があった。試験当日の夜10時である。先方が言うには、採点結果の報告のため夜分電話したということであった。
日建「本日の試験お疲れ様でした。採点の結果を報告いたします」
わたし「既にメールでいただいてますけど」
日建「そうでしたか、失礼いたしました。では合格基準点はお知りになっておりますでしょうか」
わたし「それはメールには書いてませんでしたよ」
日建「ではお知らせいたします。予想では今年は比較的やさいしい問題が多く、合格基準点は91点と予想しています。」
わたし「そうですか、残念だなぁ。」
日建「ほかのところでは90点と予想しているところもあります。まだ可能性としてはあると思いますので。日建学院では今年の学科試験の評価会を行なっておりますのでもしよろしければご参加ください」
こんな感じである。
 
 さらに翌日総合資格の営業担当者から電話があった。こちらは予想基準点が88点ということである。ただしこの営業担当者は割といい加減な部分があるのであまり信用ならない。例によって、製図の講座に申し込まないかという勧誘であった。今年は管工事施工管理に専念するので、もしかりに一級建築士の学科に合格しても製図の講義を受けるつもりはないのである。というより、それは不可のなのである。そもそも管工事施工管理は絶対に落とせないのである。
 
 さて、昨年よりも多少期待を持てるレベルではあるが、合格確率としては50%を切っている。もし合格していたら、棚ぼた程度に喜ぶことにして、一級管工事施工管理の受験準備にスイッチを切り替えるのである。