一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

5.製図スピードを速めるためには?

 シャープペンシルを回しながら、図面を描くことは結構楽しい。今年の学科試験はほぼ不合格と見限って、余裕を持って来年の製図試験に臨む、というおかしな意気込みのせいでそう思えるのかもしれない。根拠のない心の余裕が、図面を描くことを楽しくさせているようだ。白い製図用紙が線や文字で埋まっていくのを見ていると、えも云われぬ達成感があるのだ。

 

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4.製図試験に体力が必要、は本当だった

2015年8月4日の日記

 本試験終了の翌週の土日に、製図の練習をしてみた。仕事として線を引いたのはとうの大昔、1990年代前である。どのくらいあの感覚を覚えているのか、すこしワクワクしながら、トレペをセットする。実は、平行定規を使うのは、学生時代に製図を習って以来である。当時は平行定規ではなくT定規を使っていた。会社ではアーム式のドラフターである。

 

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3.学科は独学でいけるか

2015年8月3日の日記

 平成27年7月26日の一級建築士学科試験は終了した。私は受験学習を独学で進めてきた。正直なところ相当に合格は難しいのではないか、という思いに駆られながら日々学習の毎日であった。しかしどうやら、独学であっても合格を射程圏内に引き寄せる事は可能なようだ。つまり、独学の方法については大きく間違っていはいなかった、と言えると思う。ただし、法規にもっと多くの時間を割くべきであったことは確かである。

 

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2.さてと、試験の結果は

2015年8月3日の日記

 どんなものでも、試験の結果というのはおよそ気になるもので、すぐに知りたくなる。たとえ悪い結果が予想されたとしても。

 平成27年の一級建築士の試験結果の発表日は9月8日。この日まで到底待てそうにない。もっと早く知るためにはどうすれば良いか。早速「一級建築士 解答速報」でググってみると、予想通り「日建学院」と「総合資格学院」が結果を査定するサービスを開始していた。   続きを読む

1.受験の風景、そして試験会場では

2015年7月31日の日記
 平成27年7月26日午前8時45分、私は一級建築士試験の会場である早稲田大学へと向かった。東西線早稲田駅の改札を出ると、周りは試験に臨む人々の群れがある。この群れに混じって歩んで行く。目指す試験会場は「早稲田キャンパス」であるが、この他にも早稲田大学の試験会場があり、そこは「西早稲田キャンパス」である。もしや、この群れは「西早稲田キャンパス」に向かっているのでは無いか。そう不安に駆られて、iPadで現在地を調べた。   続きを読む