シャープペンシルを回しながら、図面を描くことは結構楽しい。今年の学科試験はほぼ不合格と見限って、余裕を持って来年の製図試験に臨む、というおかしな意気込みのせいでそう思えるのかもしれない。根拠のない心の余裕が、図面を描くことを楽しくさせているようだ。白い製図用紙が線や文字で埋まっていくのを見ていると、えも云われぬ達成感があるのだ。
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シャープペンシルを回しながら、図面を描くことは結構楽しい。今年の学科試験はほぼ不合格と見限って、余裕を持って来年の製図試験に臨む、というおかしな意気込みのせいでそう思えるのかもしれない。根拠のない心の余裕が、図面を描くことを楽しくさせているようだ。白い製図用紙が線や文字で埋まっていくのを見ていると、えも云われぬ達成感があるのだ。
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本試験終了の翌週の土日に、製図の練習をしてみた。仕事として線を引いたのはとうの大昔、1990年代前である。どのくらいあの感覚を覚えているのか、すこしワクワクしながら、トレペをセットする。実は、平行定規を使うのは、学生時代に製図を習って以来である。当時は平行定規ではなくT定規を使っていた。会社ではアーム式のドラフターである。
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平成27年7月26日の一級建築士学科試験は終了した。私は受験学習を独学で進めてきた。正直なところ相当に合格は難しいのではないか、という思いに駆られながら日々学習の毎日であった。しかしどうやら、独学であっても合格を射程圏内に引き寄せる事は可能なようだ。つまり、独学の方法については大きく間違っていはいなかった、と言えると思う。ただし、法規にもっと多くの時間を割くべきであったことは確かである。
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どんなものでも、試験の結果というのはおよそ気になるもので、すぐに知りたくなる。たとえ悪い結果が予想されたとしても。