一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

学科試験

独学からの脱退、TACへの参入

随分長い間このブログを留守にしていたのだが、そろそろ現状についてお伝えするのである。以前お知らせしたとおり、5回目の学科試験も残念ながら不合格であったのだ。そこで意を決して今年はさすがに独学をやめて資格学校に頼ることにした(独学を応援してく…

33.令和元年一級建築士学科試験結果報告

時代は変わって令和元年なのである。そして今年も小職の一級建築士学科試験は玉砕したのであった。という報告を試験直後に自己採点をしてこのブログに記事を掲載したのである。そしてまた少し暇を持て余す日々を過ごしつつ9月10日の試験機関から結果発表に至…

32.令和元年の一級建築学科試験

いよいよ時代は平成から令和に変わったのである。令和元年という記念すべき一級建築士学科試験を受験してきたのである。全く凝りもせずようやるよねぇ、など言ってはいけない。5回目の受験を迎えた本年は、小職が一級建築士となる輝かしい元年になんとしてで…

31.H30年、今年もさらにトホホな結果に

このブログの主題は一級建築士試験なのである。その学科試験を7月22日に受験して、即日採点サービスでは89点と出たのであった。90点には届かなかったものの、合格可能性は十分あると期待に胸を膨らませていたのである。しかし、結果は不合格。しかも、実際の…

一級建築士学科試験合格道まとめ(プロローグ)

これまで散文的にこのブログをつづってきました。しかし、そろそろこれまでブログを通して蓄積した合格ノウハウをまとめたいと思います。あ、まだ私は合格したわけではありませんよ、もちろん。ですから、これはある意味私自身が構築したノウハウを見失わな…

30.人生第4回目の一級建築士学科試験を終えて

受験生のみなさん、本日の試験お疲れさまでした(本当はおとといですけど)。「(^^) 2015年から開始して今年で4回目の受験である。もう慣れたもので、問題に対する回答もある程度条件反射的に選択できるようになってきたのである。そして、このブログではい…

29.一級建築士学科試験対策『やってはいけないあるある三点セット』

80点前後をうろうろしている場合ではないのである。これを90点に近づけるための独学独自戦略を検討しなければならない。 ここで、私が取ることが可能な選択肢の一つは、資格学校に通うことである。そして資格学校が指示する通りに学習を続ければ、おそらく合…

28.独学ギャップの現実とは

独学とは何か。それはつまり、一人で学ぶことであり、その反意後は「組織的学習」なのである。この時、独学者が組織的学習者に対して最も不利な点とは、実際に受験をするまで自分が全体の序列のどの辺にいるのかが不明となる点であろう。それはある意味、見…

27.今年で3回目の受験、またまた点数あがらず

本日は一級建築士の受験日である。小職はこれで3回の受験となる。いつものように、受験後にWebの採点サービスに申し込んだ。今年は総合資格学院の採点サービスである。 結果は以下の通りであった。 ● 学科I :13点● 学科II :13点● 学科III:18点● 学科IV :…

26.模擬試験を受験してきました

本日は日建学院の模擬試験があったので受験してみた。実はこれで2回目の模試受験である。前回は総合資格学院の模擬試験であった。結果はどちらも惨憺たるものだ。どちらも法規の点数が上がらないのである。法規はまさに鬼門。問題文章がやたらと長い。意味が…

24.法令集アンダーライン引きの楽しみ方

前回に引き続き、法令集に関することである。 現在でもまだ、昨年使用していたオレンジ本(日建学院版法令集)のアンダーラインを緑本に(総合資格版法令集)転記する作業中である。全1,000ページのうちの先頭200ページ、全体の約2割を占める建築基準法の転…

23.今年は緑色の法令集を購入しました

これまでしばらく休んでいたこのブログもそろそろ再開することにしようと思う。同時に学科試験の学習も再開するのである。まず手始めに法令集を購入した。昨年度までは日建学院のオレンジ本を購入していたわけであるが、今年は総合資格学院の緑本である。以…

「2級電気工事施工管理技士」を受験してきました

2016年11月13日日曜日、2級電気工事施工管理技士資格試験を受験してきました。 その日は朝から晴れていて、絶好のお受験日和、最近の気候では暖かく、私も心持ち緊張感が薄れていました。試験場所は専修大学。我が家からはやや遠い。向ケ丘遊園の駅から徒歩1…

22.平成28年度の試験はどうだったか

本日一級建築士試験を受験したみなさんお疲れ様でした。(本当は昨日だけど) さて、今年2回目の当方の受験はどうだったか。 この1週間、毎日学習を繰り返してきた。そして今朝、試験会場である早稲田大学に向かったのである。昨年は猛暑の中であったが、今…

21.いよいよ学科試験まであと2週間なのである

再来週の日曜日はいよいよ一級建築士学科試験である。この2週間でどれだけ学習できるかが勝負なのである。といいつつ、こと一級建築士の学科試験につてはいまさらジタバタしても仕方がない気もする。ということで、私は現在くつろいでいる。くつろいで、を装…

20.◎たいへんよくできていました『ゼロからはじめる建築の[施工]入門』

私の弱点は建築法規である。その弱点を克服しようと購入した『ゼロからはじめる建築[法規]入門』であるがこれがまたすこぶるよかった。どこが良かったかというと、図が多いことである。図が多いと何がよいかというと、イメージで記憶しやすいのである。 ど…

19.どうやって資格学校生に勝つか『選択肢正誤判定学習法』

今年も一級建築士学科試験まであと3か月を切った。今後は過去問を効率的に解かなければならない。 以前、総合資格学院の営業さんと話した時に、過去問だけではなく、新規の問題への対応力が必要だといわれ、すっかり意気消沈気味の自分である。しかし、何と…

18.建築法規と構造の地味なTips

最近、少し焦っている。学習計画が遅れているのだ。もともとも計画では既に「厳選問題集」の1回目を終了し、4月からは過去問の学習に取り掛かる予定であったのだが、なんと、20日間の遅れである。原因はいろいろあるのだが、まあそれをここで述べても仕方…

17.暗記するべきか、ページを開くべきか?

建築法規は苦手なのである。そこで、なぜ苦手に思えるのか、ふと立ち止まり考えてみた。考えてみると理由は結構簡単だった。法規の学習をどのように進めたら良いのか判然としないのだ。 過去にネットで読んだ合格体験記などによると、建築法規の試験科目は高…

16.たぶんだれもがやっている、問題集分冊斬り

一級建築士試験の問題集はとにかく分厚い。これはある意味建築の分野の広さを意味しており、仕方のないことなのかも知れないが、しかし、IT系の資格と比較してもかなりのボリュームである。まったく頭にくる。えーい斬り刻んでしまえー という話ではない。こ…

15.たぶんだれもがやっていないVR学習法のススメ

総合資格学院の一級建築士厳選問題集を始めてから1週間ほどになる。現在は「環境・設備」を学習している。 環境・設備は想像力が試される科目だ。前半に登場する日影などは特にそうである。例えば、バルコニーの日照時間を問う問題があった。 //

14.資格学校に通うことの優位性と経済的問題

昨年は日建学院の営業から勧誘を受けた。そして、今年は総合資格学院の営業から勧誘を受けた。もちろん、どちらに対してもやんわりと「私はオカネがないので独学でやってみようと・・・」と断った。しかし、今回はいろいろ情報を仕入れるために、総合資格学…

13.一級建築士学科試験の問題集はどちらを買うべきか

昨年度は参考書を購入して読み込みに2ヶ月を要したが、今年度はその必要はないと考えている。しかし、昨年の過去問集をもう一度繰り返すのも、手順としては効率的ではなさそうだ。独学者向けのサイトである「建築士.com」も、2月と3月は学科ごとの学習を推奨…

12.建築法例集はどれを買うべきなのか

昨年は建築法規の点数が芳しくなく、学科試験を落としてしまった。だから今年は特に法規に力を入れたい。 ところで、建築法例集を買おうとすると、だいたい4つの選択肢しかない。 日建学院のオレンジ本横書きA5判 日建学院のオレンジ本縦書きA5判 総合資格学…

7.学科試験の結果

学科試験の結果が郵送されてきた。予想していた点数より大分低い結果を突きつけられた。87点との予測から大きく外れて、実際には82点しか取れていなかったようだ。その上、今年度試験の合格基準点は92点となっている。つまり、通常よりも問題が簡単であった…

3.学科は独学でいけるか

2015年8月3日の日記 平成27年7月26日の一級建築士学科試験は終了した。私は受験学習を独学で進めてきた。正直なところ相当に合格は難しいのではないか、という思いに駆られながら日々学習の毎日であった。しかしどうやら、独学であっても合格を射程圏内に引…

2.さてと、試験の結果は

2015年8月3日の日記 どんなものでも、試験の結果というのはおよそ気になるもので、すぐに知りたくなる。たとえ悪い結果が予想されたとしても。 平成27年の一級建築士の試験結果の発表日は9月8日。この日まで到底待てそうにない。もっと早く知るためにはどう…

1.受験の風景、そして試験会場では

2015年7月31日の日記 平成27年7月26日午前8時45分、私は一級建築士試験の会場である早稲田大学へと向かった。東西線早稲田駅の改札を出ると、周りは試験に臨む人々の群れがある。この群れに混じって歩んで行く。目指す試験会場は「早稲田キャンパス」である…

0.散文的独学道事始

実は、ひょんなことから一級建築士資格を受験することになった。 その背景を、まずは解説しておきたい。と、思います。 とある大学の建築工学科を1985年に卒業。商業施設の設計施工をする会社に就職して、約6年。当時はcadシステムが日本の建築業界で導入を…