学科試験の結果が郵送されてきた。予想していた点数より大分低い結果を突きつけられた。87点との予測から大きく外れて、実際には82点しか取れていなかったようだ。その上、今年度試験の合格基準点は92点となっている。つまり、通常よりも問題が簡単であったわけだ。私が取得した点数は目標点数よりも10点も低かった。
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一級建築士試験に関する書籍はどれも高額である。平均3千円くらいする。しかし、資格学校に通うことを考えればお安いものである。だから、参考書や問題集の購入についてはケチってはいけない。実際のところ私は、学科試験対策用に同じ過去問集を3冊購入した。同じものであるから無駄とも思えるが、一度マーキングした問題集を再度使い効率を下げるよりは、よほど理にかなっていると思う。しかし、製図試験については同じものを購入するわけにはいかない。何冊か違うものを購入し、実際使ってみて最も良いものを採用するべきだ。
続きを読むシャープペンシルを回しながら、図面を描くことは結構楽しい。今年の学科試験はほぼ不合格と見限って、余裕を持って来年の製図試験に臨む、というおかしな意気込みのせいでそう思えるのかもしれない。根拠のない心の余裕が、図面を描くことを楽しくさせているようだ。白い製図用紙が線や文字で埋まっていくのを見ていると、えも云われぬ達成感があるのだ。
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本試験終了の翌週の土日に、製図の練習をしてみた。仕事として線を引いたのはとうの大昔、1990年代前である。どのくらいあの感覚を覚えているのか、すこしワクワクしながら、トレペをセットする。実は、平行定規を使うのは、学生時代に製図を習って以来である。当時は平行定規ではなくT定規を使っていた。会社ではアーム式のドラフターである。
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平成27年7月26日の一級建築士学科試験は終了した。私は受験学習を独学で進めてきた。正直なところ相当に合格は難しいのではないか、という思いに駆られながら日々学習の毎日であった。しかしどうやら、独学であっても合格を射程圏内に引き寄せる事は可能なようだ。つまり、独学の方法については大きく間違っていはいなかった、と言えると思う。ただし、法規にもっと多くの時間を割くべきであったことは確かである。
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