一級建築士試験の問題集はとにかく分厚い。これはある意味建築の分野の広さを意味しており、仕方のないことなのかも知れないが、しかし、IT系の資格と比較してもかなりのボリュームである。まったく頭にくる。えーい斬り刻んでしまえー
という話ではない。これは分厚い問題集を普段から持ち歩き、ドトールなどで学習を行うためのノウハウである。
昨年は日建学院の営業から勧誘を受けた。そして、今年は総合資格学院の営業から勧誘を受けた。もちろん、どちらに対してもやんわりと「私はオカネがないので独学でやってみようと・・・」と断った。しかし、今回はいろいろ情報を仕入れるために、総合資格学院の営業に会って話を聞くことにした。
そこは、会社近くの喫茶店であった。時間通りに喫茶店に入ると、既に営業の人は待っていた。メガネをかけた理知的で色白の中年である。即座に「白子さん」とあだ名をつけた。もちろん口には出さない。
昨年は建築法規の点数が芳しくなく、学科試験を落としてしまった。だから今年は特に法規に力を入れたい。