一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

『超高層ビビル(日本編)』中谷幸司著

 東京はことさら変化が激しい。風景が日に日に変わるのだ。
 かつては、新宿西口の公園から、夕暮れの太陽光を浴びて黄金色に輝く高層ビル群に感動したころが実に懐かしい。そこには人類文明の英知を結集した美しさがあると感じたのだ。現在の東京都庁舎が建った1991年以前の話である。 続きを読む

8.製図手順の効率化と道具の活用で時間短縮できるのか

 いよいよ来週の日曜日が一級建築士製図試験日である。しかし、今年の学科試験に落ちた小生は、余裕で製図試験のトレースを続けているのである。つまり、来年の今頃は自宅で模擬試験的に時間を区切って製図試験の準備をしているはずなのだ。
 ところが、これまでに6枚のトレースを終えたが、やはり時間は8時間ほどかかってしまう。   続きを読む

7.学科試験の結果

 学科試験の結果が郵送されてきた。予想していた点数より大分低い結果を突きつけられた。87点との予測から大きく外れて、実際には82点しか取れていなかったようだ。その上、今年度試験の合格基準点は92点となっている。つまり、通常よりも問題が簡単であったわけだ。私が取得した点数は目標点数よりも10点も低かった。

 

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6.製図学習の参考書

 一級建築士試験に関する書籍はどれも高額である。平均3千円くらいする。しかし、資格学校に通うことを考えればお安いものである。だから、参考書や問題集の購入についてはケチってはいけない。実際のところ私は、学科試験対策用に同じ過去問集を3冊購入した。同じものであるから無駄とも思えるが、一度マーキングした問題集を再度使い効率を下げるよりは、よほど理にかなっていると思う。しかし、製図試験については同じものを購入するわけにはいかない。何冊か違うものを購入し、実際使ってみて最も良いものを採用するべきだ。

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5.製図スピードを速めるためには?

 シャープペンシルを回しながら、図面を描くことは結構楽しい。今年の学科試験はほぼ不合格と見限って、余裕を持って来年の製図試験に臨む、というおかしな意気込みのせいでそう思えるのかもしれない。根拠のない心の余裕が、図面を描くことを楽しくさせているようだ。白い製図用紙が線や文字で埋まっていくのを見ていると、えも云われぬ達成感があるのだ。

 

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