一級建築士資格独学散歩道

一級建築士資格取得までの道のりを散文的に綴ります。

製図用ペンシル再考

 一級建築士を目指す人々は必ずと言っていいほど、ステッドラーの製図用ペンシルを持っていることが多い。そんな中、私は設計事務所時代から愛用していたぺんてるグラフ1000をいまだに使っている。なんと20年たってもほとんどデザインが変わらない、まさに完成された製図ペンといえる。
 

一級建築士学科試験合格道まとめ(プロローグ)

 これまで散文的にこのブログをつづってきました。しかし、そろそろこれまでブログを通して蓄積した合格ノウハウをまとめたいと思います。あ、まだ私は合格したわけではありませんよ、もちろん。ですから、これはある意味私自身が構築したノウハウを見失わないための備忘でもあるわけです。

30.人生第4回目の一級建築士学科試験を終えて

 受験生のみなさん、本日の試験お疲れさまでした(本当はおとといですけど)。「(^^)
 
 2015年から開始して今年で4回目の受験である。もう慣れたもので、問題に対する回答もある程度条件反射的に選択できるようになってきたのである。そして、このブログではいつものように散文的に事の成り行きをつづってみようと思う。

 

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1級管工事施工管理技士

〓 関連知識を別な資格試験で獲得しようという手法
 
 昨年は1級建築施工管理技士の資格試験を受験し合格した。これには事情がある。会社が求めるのが設計ではなく施工管理であるからだ。
 実は、私が独学で一級建築士を受験しているのは自分の将来のためなのである。そして、一級建築士になると、内装仕上工事の監理技術者という資格を得ることができる。ところがである、この内装仕上工事の監理技術者資格は昨年に1級建築工事施工管理技士試験に合格したことによって、既に取得できたのである。この内装仕上工事の監理技術者資格こそ、実は私が勤めている会社が求めているものであった。   続きを読む

旧岩崎邸庭園に行ってきた

 最近は建築に関する書籍を積極的に読むようにしている。特にこだわりはない。図書館に本を借りに行ったときにたまたま目についた本を手に取って読み、そして気に入ったら借りてくる。今回は「日本建築集中講義」という本を借りた。藤森輝信という建築史家と山口晃という画家との共著である。画家と言いながらもこの本のイラストを描いている。とにかく絵が多いので借りることにしたのである。文体も相当砕けており到底大学の教科書とはなりえない。そして、建築の背景を藤森先生はちゃんと語ってくれるのである。建築史の本を読むとすぐに眠くなるという方には是非お勧めしたい。
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